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背負ひきれぬ重荷、を読んだ

 プノンペンで困る事は日本の本が読めないことだね~、スオスダイ。


てことで最近は青空文庫のアプリをダウロードして活字ゲット。
その中でランキング50の中からちょろっと選んだ作品が、なーんか心にポトンと落ちてきたので記録しておこう。



背負いきれぬ重荷/伊藤野枝

自殺をした女性は23歳という同い年なところや、ちょっと前の私、高校二年か三年だかの時の心境に似ているからかしら。

読み終わったあとにこんな顔になった(‘・_・’)「ふむ。」


どちらかというと私も「かねちゃんはすごいね」「おとなしいね」「しっかりしているね」と言われることが多かった。

それで私も褒められるのが好きな人間だから、「私はそういう、良い人間なんだな」「そういうふうにしていないと」と思って、いつしか装うことを覚えてしまった。

どうすれば人からよく見えるか、よく思われるかばかりを気にしちゃってた。
だけど中身はそうじゃないのを知っていたし、だけどそれ出しちゃうと自分のイメージが下がるしさ………。


ていうのでどんどん苦しくなる。

だから素を出そうとしたら、それよりも先に嘘が出る。
それに気付いて余計つらくなって……ていう、アレが思春期だったんだろうなぁ。



まだまだ「良い人に見えるように」の努力が抜けきらんけど、最近はあーもーしょーがねーや\(^o^)/と思うようにもしてるよ。


いい人を装ったところでその通りに他人の目に映るとは限らないし

装って好んでもらうんじゃなくて、素を出してどんだけ好んでもらえるかの方が大事なのねきっと。


なんかこの物語読んでそう思いました。



にしてもこの物語の女の人、「もうダメだ私は」で死を選ぶ前に、誰も自分のことを知らない土地にポーンと逃げ出して人生やり直してみりゃえかったのになあ。

23歳のぴっちぴちのときなのに!


もし友達だったら「カンボジア来いよ!」って言ってるきっと(^q^)




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