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Noと言えない日本人だからと思ってNoと言ったらバーでそれは「失礼」なことだった。

こんばんは!1か月ぶりの更新です!生きてます!

もう年末ですね~、日本はこたつにみかんな時期でしょうか~、カンボジアは少し涼しいかな?ってくらいの気候の変化しかなく、まったく年末感がない感じです、スオスダイ。


さてさて本日のタイトルについて。

日本人はなかなか「No!」と言えない、断り切れないってよく言われますね。
実際にカンボジアのお土産市場にいる観光客の日本人を見ると、その通りだな~なんて光景を見ます。謙遜したり遠慮したり、その場の「和」を尊ぶ人種ですからね私たち!

だけど最近、行きつけのバーに行くようになって、友達の80%がいよいよ欧米人、西洋人化してくるとそうも言っていられません。YesもNoも「はっきり言えよ」っていう状況になるのです。


たとえば平日の夜中、もう9時くらい、「よし、どっかでご飯食べた後みんなで次のバーに行こう!」なんて水曜日に言う元気な友達がいるのです。いや明日も会社あるし朝早いし・・・なんてのが頭にもやっと浮かびます。

同じグループの中にいるので、必然的に私にも「このあとくるか?」とお誘いがきます。

その時Yesを言うにしてもNoを言うにしても、まずは「えーっと、うーん・・・いや・・・、どうしようかな。えっとー・・・」とまずは自分と会話しちゃうのです。みんなが行くなら行く、と合わせたい人になっちゃうのです。というかいっそ決めてもらった方が楽なのです。


・・・というのはあくまでも私の場合。

「行く!」とも「今日はちょっとパス!」とも正直に言える日本人はたくさんいるはずです。私の場合はもとが著しく遠慮しがちな性格だったので、本音をズバズバ言える海外の人たちの中に混ざるとなかなか苦戦しました。
自分の考えや意思をはっきり言うのが求められるんだなってことを学びました。

ですがこれもトレーニングみたいなもので、「そうだね、もうちょっと遊びに行こう」とも「明日は朝が早いからまた今度にする」とも理由を話してはっきり話せるようになりました。

ところがです。


ある日、いつものバーで、友人何人かと飲んでいました。
すでに何件かまわったあとで、もうアルコールは飲みたくないや~って気分でした。

そんな時「俺のおごりだー!ホワイトルシアン(*アルコール度数高め、カルーアミルクとウォッカをまぜたカクテル)飲もうぜー!」とテンション高めな友達。一緒にいた友達も Yeah----! って感じ。
しかし私はちょっとアルコールはもう飲みたくなかったから「No thanks.」と言った。


それじゃあソーダ(*炭酸のアルコールを指すこともある。もしくはコーラとかスプライト)飲まない?と聞かれ、お酒はもう飲みたくないしな~、それにおごってもらうのも悪いかなと思って遠慮して、ふたたび「No thanks... I'm really... feel enough!」だかなんだかを答えた気がする。つまりNoだと断ったのね。

OK、OK、わかったよ、とその友達はバーの中に消えたのですが、もう一人いた私の友達がちょっと・・・といって小声で話しかけてきた。

「バーで飲み物をおごると言われた時はカクテルか、もしそれが嫌ならコーラとかでもいいけどもらわないと。完全に断るのは失礼だよ!」と教えてもらった。そ、そうなのか・・・!

こういうのは日本でも通じるものがあるのかもしれないけど、時に「遠慮」は「失礼」なことになってしまい、時に「あつかましい」かなと思うことでも「歓迎」されることがあるのだと分かった。


「さっきはごめん!一緒に乾杯させて!」って言って、ホワイトルシアンを注文しました。
そのときの友達の顔はなんだかすこし嬉しそうだった。


自分の国でさえもそうだけど、異文化の中にいるとさらに、また人間関係の奥が深くなるというか、臨機応変になれるかが大事だと思える。

YesもNoも本音も建前も、はっきり言う時は言うで、心地よく過ごせたらそれでOKだよね!
勉強になったなーと、しみじみ思ったのでした。

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