2014/09/23 Category : ゲストハウス学 カンボジアのお盆、プチュンマン デイ(って聞こえる)に行ってきた。そして愛とはなんぞやについて考えてきた。 カンボジアで言うお盆休みがありまして、19日の夜から田舎へ行ってきました!もうひたすら食っちゃ寝、食っちゃ寝wwwそして体重を測る機会と機械がありまして、やってみたらなんとカンボジアに来る前から5キロも太っとったでなー!ちくしょー!さてさて田舎での写真が1枚もないけどまー、振り返りします。1日目、20日、体中ねっとねと!子どもたちとどっぷり遊びまくる。 ・ビール缶のプルタブは右手か左手のどっちに入ってるでしょうかゲームをしたら、近所の子どもたちに大ヒットして1日中やることになった。 ・好奇心、破壊心旺盛な2歳児に好かれて抱っこの嵐。 ・子どもって、どう抱き上げればいいか分かんなくて怖かったけど、初めて自分から赤ちゃんを抱き上げられるようになった。 ・「たみん!(歯という意味)」の発音が何度発声しても違うみたいで、ひたすら皆と練習。 ・英語のショートストーリーを朗読。アリとキリギリスの終わり方が平和的で(「遊んでばぁじゃのうて、食べ物蓄えんと大変よ!」つってアリがキリギリスに警告してあげる。キリギリス改心。季節変わってもどちらも食べ物に困ることなくハッピーエンド、ちゃんちゃん。)日本と違うなあと思った。 ・子どもっていいなと思った。 ・親切心からとある忠告を受けて大泣き。不安で眠れない夜を過ごす。2日目、21日、近隣の家へ行きまくる。 ・まだ日も昇ってない朝方、ものすごい悲鳴、断末魔?フギアァアァア!を聞いて目が覚める。 ・その朝、泊まらせてもらっていた家先で、解体された豚が量り売りされていた。なるほどそういうことか。 ・いろんな家におじゃまさせてもらう。必ず「ご飯食べたか?」と聞かれる。 ・「まだよー」と言うと酒盛りが始まる。必ず。 ・クメール語が少し話せるよ、と言って自己紹介すると皆「アヒャー!」て笑うwww ・ルォム、というパーム砂糖から作るケーキを作る。出来上がりはなんとお餅にそっくりで驚き!しかもうまい何これー! ・洗濯。 ・昨日の不安を打ち明けたり語り合ったり22年間を振り返ったりして初めての感情に出くわした。愛とはなんぞやに少し触れられた気がした。 3日目、22日、女子会。夜食シーフード ・バイクに女子3人乗りでお散歩。 ・バイクガス欠になる。(そのことを”オッサン”というらしい) ・ガソリンタンクに呼気を吹き込んでなんとかエンジンをかけようと試みる女の子。口の周りに黒い円が出来ていて見た目がオッサンになっていた。 ・プレー ベーっていう固くて酸味のある果物をもりもり食べる。 ・皆その果実の革部分、もしくは実を食べるけど私種の部分が一番好きなんやけども、という些細な気付き。 ・女子会。初めて両手の指全部にマニュキュアしたでな。赤紫っていい色だね! \ちとはげかけとるー/ ・パゴダ(お寺)に行ってロウソクをお供え。 ・「イカ、食うか?」と聞かれたので「うん!」と言ったらお隣さんがキッチンに入って調理開始。 ・夜食、すっごい新鮮でおいしい魚介類をご飯とむしゃむしゃ。 ・蚊に悩まされ眠れない夜。23日、朝帰り出勤本当に今回、カンボジアのお盆行ってよかった。1日、1日がとてもゆっくりとけていくみたいだった。だけど振り返ればあっという間の3日間。あの時間の経ち方は幼稚園の時に感じていたのと同じような流れ方のような気がする。それから行く先々で友達と、家族と、ご近所さんと集まって食べる飲む笑う。これって私の日常に全然なかったことだった。結構1人でささっと済ませてばかりいたなあと。すぐそばに家族がいたのにね。 お盆だから皆帰ってきててそうなるんじゃないの、っていうわけでもないみたい。カンボジアでは日常的にわいわいご飯。カンボジアの素敵な国民性だな、とまた1つ知った。そして1番感激したこと。どこを見ても子どもがいる。走り回って、泣いて、笑って、牛を追いかけて、勉強して、元気に動き回っている。これはすごいなと思った。なんだろう、なにがって具体的に言葉にできんけど、この3日間なにが心に一番残った?と聞かれたらとにかく「子どもがいる」と答えるくらいなんかビビーっときたなあ。私の実家、日本、ほんとに子どもいないよねぇ。どうしたんだろう。で、ゲストハウスの夢、更新します。いい意味で砕け散らします。旅から成長や発見を得ようとする大人、の為のではなく、今まさに成長していて学びたい!を必要としている子ども達の為になんかすべきではないのか、とふと思った。おっしゃ学校建てる!とか物質的な事をするのではなくて、どうやったら学びときっかけっていう形ないものの方をちゃんとお届け出来るかについて考えてみようかなって。そう考えたんだけど、どうしてそう思ったんかなと考えてみたら、思い当たることが2つあった。日本にいる時、大学4年の頃だったな。1年間、野山の学校っていう、生きていく力を学校以外の場所、野山という田舎の地で養いましょうっていうNPOの学生スタッフとして活動した事があった。そこで小学生たち(1人はまだ4才だったなあ)と一緒にいろんな景色、仕事、生活があることを学んだのね。そん時初めて、子ども苦手だったけど「あれ?意外と私好かれるじゃん」とか半分うぬぼれかもしれない意外なことに気が付いて、私の人生の中に子どもという小さいけれど大きな存在が入ってきてたんだなあということ。もう1つは半年ほど前のこと。1月か2月頃に岡山であったESDの会議へ行ってみた。そのあたり、無意識だったけど大人から子どもへ、っていうバトンタッチの事を考えていたんだと思う。実は人生の伏線が張ってあったんじゃないかなあ。カンボジアの地で【出会い】【発見、学び】をして生まれる【感化、変化】をゲストハウスで具現化させようとしたけど、 人間的な温かさを深く感じられた今、 【子ども】に繋がる線に気付かせてもらえたと思うんよ。じゃあ何をしなきゃいけないか。見えてきそうだよね。今まで何かに努力したり、苦労した経験がない自分。だけどそれはそれでまだタイミング的にその時がきてないからだと思って、人と比べちゃいけない、惨めになるだけだから、落ち込んで時間とエネルギーを浪費すんなと学んだ。それもカンボジアで得た経験の1つ。でも、ようやく今なんとなく、じわじわその時が来ているんじゃないかなって気がする。なんかありそうな気がする。そして早く結婚したい←If I can do somethings for you, I want to do everything for you.もし何かできることがあるなら、全部やったげたい。 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword